ハンカイソウ 葦毛湿原の花
ハンカイソウ
キク科 多年生草本
低山帯の湿った林に生える。
高山のメタカラコウやマルバタケブキと同じ仲間。
葦毛湿原では、湿原内や沢沿いでみられる。
花期は5月中旬から6月初旬くらい。
高さは0.7~1.5mで、花の直径は8㎝くらい。
細かく切れ込んだ葉っぱが特徴的。
しかも直径30㎝にもなろうかというくらいに大型。
黄色の大輪の花は遠くからでも見つけやすい。
ハンカイソウの名前はその豪壮な様子からだという。
中国漢代の武将ハンカイに例えたとのことだ。
よくわからないが、立派な人物だったのだろう。
ただ個人的な意見として「虫に好かれる花」の印象だ。
けっこう花や葉っぱが虫に食われてる。
また、花期が短いのでなかなかいい花に出会えない。
最期に、かぼちゃのようなつぼみもかわいい。
なかなかきれいな花にお目にかかれない。
私と相性の悪い花なのかもしれない。