ミミカキグサ 葦毛湿原の花
ミミカキグサ
タヌキモ科の多年草
葦毛湿原では、7月ごろから12月ごろまで黄色の花を咲かせている。
夏が盛りの花だけど、晩秋までしぶとく咲いている。
花後の果実の形が、耳かきに似ているので、この名がついたらしい。
湿原内にたくさん咲くけれど、花はとても小さい。
花茎は5cmから高くて15cmくらいだろうか。
花の大きさは5mmくらいである。
それでもミミカキグサの仲間では大きい方である。
比較的やさしく木道の上から狙って撮れる。
たくさんあるし、撮りやすいので油断からか、撮りためた写真が少ない。
あと、かわいい花に似合わず、食虫植物である。
地中に糸状の地下茎をのばし、先についた捕虫嚢で虫を捕らえるという。
ちょっとこわい話だけれど、目に見えないから良しとしよう。
形がおもしろいく、きれいな花をご覧ください。
ミミカキグサの仲間は日本に4種類自生している。
その4種類すべてをこの葦毛湿原で見ることができる。
次回もミミカキグサの仲間を紹介したいとおもう。
ご訪問ありがとうございました。それではごきげんよう。